川越『ユヌブリーズ』おしゃれで落ち着く場所

お店

先日、川越の蔵のカフェ「ユヌブリーズ」に伺いました。蔵の経年変化した木材やドライフラワーの落ち着くおしゃれな空間でした。どんな点が魅力的か振り返ります。

1.全体の造り

 明治33年に建てられた重要文化財となる蔵をガラス張りの建物で囲んでいる造りとのことです。カフェ部分が蔵の中にあり、その周りを囲っている部分はドライフラワーがたくさん並ぶショップになっていました。そのためか、蔵の落ち着いている感じもありながら、入るときはモダンな印象も受けました。

2.カフェ部分のカラースキーム

 経年変化した木の濃い茶、ドライフラワーやテーブル等の薄い茶、壁のアイボリー、椅子の座面や絵画の少しの赤で構成されているようでした。全体として落ち着いた色合いになっています。絵画も内装の色合いと似ていて、馴染みながらも味のある複雑性を出していました。


 柱や梁などは蔵のまま利用しているのかとても立派で経年変化で濃い茶色になっており味があります。一方で柵やテーブルの天板等は若めな少し明るい色でした。柵はパイン材でしょうか。テーブルの天板は軽そうな木材でしたが、樹種はわからなかったです。。。もっと木材に詳しくなりたいです。
 ドライフラワーもうっすら色が残っていましたが、みんな同じくらいに色が抜けてきており、トーンが統一されて馴染んでいました。ショップのドライフラワーは色が鮮やかなものも多く、カフェは同じくらい経年変化したもので揃えたのではないでしょうか。
 全体的に落ち着いた色なので、色鮮やかな料理がとても映えました。

3.照明の効果

 全体的にスポットライトで天井から照らされており、柔らかで抑えめの照度でした。下向きのライトのため、壁際に飾ってあったドライフラワーの影が壁に映り、植物独特の造形を感じられてきれいでした。

  ガラスのペンダントライトもあり、ガラスの気泡模様も壁に映っていて美しかったです。

4.家具

 椅子はナチュラルでシンプルな印象のものや、脚や背もたれに装飾感のあるものもありました。全体的にナチュラルがテーマにような印象を受けたので、ナチュラルな椅子も馴染みますし、経年変化した木材が多く、濃い色が多いのでクラシックな椅子もよく合っていました。
 テーブルは、木のみでできたものと、木の天板とブラックアイアンの脚もありました。どちらもシンプルでした。

5.まとめ

 全体的に濃い茶色と柔らかな照明で落ち着いた雰囲気です。おしゃれで落ち着いた雰囲気のカフェをお探しの方には是非おすすめしたいです。

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