家族でリビングで一緒の空間にいるけど、ひとりひとり違うことをしている。自分だけの時間なのに家族が近くに感じて落ち着きがない、自分の空間を大事にしたい、互いのプライバシーを確保したい、というときはないでしょうか。そのようなときにソシオフーガルという人の向きが大事になってきます。ソシオフーガルとは何か、どのような対策でプライバシーを守ることができるか紹介します。
1.ソシオフーガルとは
ソシオフーガルとは駅などの公共施設にあるベンチや病院の待合室などに見られる、目線が合わないようにした家具などの配置です。人同士の距離を遠くしたり、コミュニケーションを取りにくくするような型です。個人で集中したい場合はこの型がよいとされています。対して、常にコミュニケーションが図られる場合に使う対面の家具の配置をソシオペタルと言います。
2.リビングでソシオフーガルを作る
家族3人でリビングにいながらプライバシーを守れるソシオフーガルにする例には、以下のものがあります。
1.ソファに座る人、ソファに背を向けた椅子に座る人、ソファに背をむけてダイニングに座る人
2.ソファに座る人、ソファに平行にダイニングに座る人、キッチンカウンターに向かって座る人
一般的な賃貸のリビングではこのような使い方が考えられます。ワークスペースがあるなど、間取りによっては他にもできるかもしれませんね。
3.リビングの一部に勉強スペースを置く場合
人と目線が合わない配置が集中力を高めるポイントです。リビングにいる他の人と目が合う配置はソシオペタルになり、話たりしやすく注意がそれやすい配置です。注意をそらすテレビなども見えない配置がいいですね。
4.まとめ
ソシオフーガルの配置によって、プライバシーを守り、集中力を高められます。
家でもソシオフーガルの配置を使って、有意義な自分時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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